Androidタブレット用のアプリケーション開発って、どんな所に気をつけて作ればよいのか?の調査が必要となりましたので、色々と調べていたら、本家Googleが、Androidタブレット用のクオリティチェックリスト、「Tablet App Quality Checklist」を公開していました。
(http://developer.android.com/intl/ja/distribute/googleplay/quality/tablet.html)
英語のみの提供なので、ざっくり翻訳してみました。
Google翻訳をベースとしていますので、精度が低いかもしれませんが、お役に立てれば幸いです。
内容的におかしいところや間違いが有りましたらご指摘頂けると助かります。
以下内容です。
チェックリスト目次
Google Playでアプリを公開する前に、アプリが魅力的な機能と直感的で良く設計されたUIを介してタブレットのユーザの基本的な期待を満たしていることを確認することが重要です。
Android端末の中で成長しているタブレットには、ユーザの関心と収益化のための新たな機会を提供しています。アプリがタブレットのユーザをターゲットにしている場合、このドキュメントに書かれている、重要な品質の側面、機能セット、UIに焦点を当てることで、アプリの成功に重大な影響を及ぼすことができます。いくつかの小さなタスクやベストプラクティスで構成される各項目は、チェックリストとして利用できます。
以下のリストには便宜上番号が付いていますが、開発するアプリにあった順番でチェックできます。よりよいアプリをユーザに提供するために、出来る限り以下のチェックリストに従って下さい。
良いタブレットアプリのエクスペリエンスをユーザに提供する為に行う、最初のチェックポイントは、そのアプリがターゲット端末で基本的なアプリの品質を満たしているかどうかのチェックです。詳細は、基本的なアプリの品質チェックリスト(http://developer.android.com/intl/ja/distribute/googleplay/quality/core.html)を参照して下さい。
基本的なアプリの品質やタブレットアプリの品質の評価を行うために、適切なハードウエアを用意するかエミュレータ環境をセットアップする必要があります。詳細については、テスト環境のセットアップ方法(http://developer.android.com/intl/ja/distribute/googleplay/quality/tablet.html#test-environment)を参照して下さい。
関連ドキュメント:
Androidは幅広い画面サイズや機能の異なる端末で動作するアプリを容易に開発出来ます。この汎用的な互換性は、一つのアプリで多様な端末への対応が行えるので、開発を容易にします。ただし、どんな画面サイズのユーザにも満足してもらえるように、タブレットでは特にレイアウトやUIコンポーネントを最適化する必要があります。タブレットでは、アプリのレイアウトやUIコンポーネントを最適化することで、新しい機能、新たな内容の提供、その他のユーザの満足度を上げるエクスペリエンスを提供する事が出来ます。
もし、すでにスマホ用のアプリを開発済みで、タブレット用に公開したい場合、レイアウト・フォント・余白の少しの調整から始めることが出来ます。このような、7インチタブレット用や大画面用のゲーム向けなどの場合、これらの変更がアプリの出来栄えを良くします。もう少し大きなタブレットの場合、一部のUIを、複数の段落を持ち簡易ナビゲーションと追加コンテンツからなる「ストレッチUI」にデザインし直すことができます。
以下、いくつかの方法です。
特に、レイアウトが画面の横幅を有効利用した「ストレッチ」ではない場合。
関連項目:
特に横向きの場合、タブレットは、アプリが利用できる画面領域を広く持てます。特に10インチのタブレットは多くの画面領域が利用できます。7インチであっても、ユーザがコンテンツにアクセスする画面領域を更に提供してくれます。アプリがタブレットで実行される時のUIについて考える時、タブレット特有の画面領域による利点を考慮します。
以下、いくつかの方法です。
関連項目:
●Multi-pane Layouts (http://developer.android.com/design/patterns/multi-pane-layouts.html) Androidのマルチカラムレイアウトのデザインガイドライン。タブレットUIに、メニューやより多くのコンテンツを追加する方法などの例も紹介されています。
●Planning for Multiple Touchscreen Sizes (http://developer.android.com/training/design-navigation/multiple-sizes.html) Androidトレーニングクラスでは、タブレットとその他端末用の直感的で効果的なナビゲーションの計画について学習出来ます。
●Designing for Multiple Screens (http://developer.android.com/training/multiscreen/index.html) Androidトレーニングクラスでは、タブレットとその他端末用の直感的で効果的なナビゲーションの計画について学習出来ます。
アプリの見栄えを良くするために、タブレット用に用意されたアイコンやその他のビットマップパーツを使用します。具体的には、一般的にタブレットでサポートされている範囲のそれぞれに対応した密度のビットマップセットを作る必要があります。
アイコンのタイプ別のサイズ
Density | Launcher | Action Bar | Small/Contextual | Notification |
mdpi | 48x48px | 32x32px | 16x16px | 24x24px |
hdpi | 72x72px | 48x48px | 24x24px | 36x36px |
tvdpi | (use hdpi) | (use hdpi) | (use hdpi) | (use hdpi) |
xhdpi | 96x96px | 64x64px | 32x32px | 48x48px |
考慮すべき他のポイント:
関連項目:
もし、アプリにウィジェット機能があるようなら、タブレット用に最適化するいくつかのポイントがあります。
関連項目:
タブレット使用者にアプリのフル機能を提供します。以下、いくつかのポイントです。
スマホとタブレットには、センサー、カメラ、通話機能などの多少異なる機能があります。例えば、タブレットはWi-Fiはサポートしますが、通話機能をサポートしません。
すべてのユーザに単一のAPKファイルでのアプリ提供を実現するために、アプリに通常タブレットに搭載されていないハードウエア機能が必要でないかを調査します。
全てのケースで、通常アプリはハードウエアの機能がなければ動きません、それに代わる機能が提供される必要があります。例えば、GPSがサポートされていない端末であれば、ユーザが手動で位置を設定する機能を提供します。アプリは、ハードウエアを実働させチェックを行います。
関連項目:
多くのタブレットにアプリを配布するためには、manifestで定義された画面サイズに対応します。
関連項目:
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